2013年12月12日

レーシック手術の実際

Filed under: — vps00154130 @ 10:02 PM

レーシックとは、レーザーで角膜の表層部分を薄くはがし、角膜を削って形を整えることにより、ピントが合うようにすることで、視力を回復させる手術です。
具体的な手術方法としては、まず、点眼麻酔を行ない、眼を開かせる道具を使って眼を大きく開かせます。
次に吸引をかけ、眼圧を上昇させ眼球を固定します。
この時一瞬見えなくなりますが、問題ありません。フラップをめくると急にかすんで見えますが、そのまま多数の照明の中心にある点滅の真ん中あたりを凝視します。
この時の凝視が不十分だと視力の回復に時間がかかってしまいます。
その後、フラップを戻し、角膜を洗浄し、3分ほど待って終了です。
ここまでで、両目で約15分程度の手術になります。
手術後は、回復室で30分間安静にし、フラップが正しく装着されていることを確認して終了です。
当日は入浴・洗顔・洗髪は禁止です。
フラップがずれてしまうのを防ぐため、保護用眼鏡をかけたまま早めに就寝します。
術後すぐはかすんだ見え方になるので、自身での運転はできません。
処方薬としては、術後当日に抗生物質の服用し、翌日の診察後より点眼を開始します。
術後3カ月間は、ドライアイになりやすく、見え方が不安定となります。
手術翌日には、ほとんどの人が0.7以上の視力が得られると言われていますが、一週間経った頃に、一度また視力が落ちることがあります。
その後また、緩やかに回復し、遅くとも3カ月経つ頃には安定します。
術後の合併症としてよく挙げられるのは、ドライアイになりやすいということです。
特に、起床後すぐに眼の渇きを強く感じる場合が多く、これについては市販の点眼薬で十分対応できる範囲のことです。
昨今では、レーシックを受ける人の数も年々増えてきており、手術代も下がってきています。
とはいえ、現時点では任意の手術であり、コンタクトレンズや眼鏡と同様に健康保険や高額医療の対象外となっています。ただし、民間医療保険ではレーザー治療として給付がある場合も多いので、保険会社に問い合わせてみるとよいでしょう。
レーシックは非常に安全性の高い手術ですが、その歴史がまだ浅いため、また直接眼球に直接手を加えるというところから、「失明するのではないか」という恐怖を抱かれている人も多いのではないでしょうか?
しかし、角膜のみを削るのであって、視神経に作用する手術ではありませんので、失明したという例は一例もありません。
今のところ、デメリットよりメリットの方が大きい手術と言えるでしょう。